2023年ドラフト会議に向けて、注目選手をピックアップして紹介していきたいと思います。
今回は、大きくは注目されてはいないものの、ポテンシャルが非常に高い選手です。
城西国際大学・中村太耀選手を紹介していきたいと思います。
ではさっそく見ていきましょう!
城西国際大学・中村太耀のプロフィール
- 中村太耀(なかむら たいよう)
- 左投げ左打ち
- 180㎝
- 82㎏
- 福岡南リトルシニア
- 福岡大大濠高校
中村太耀の高校時代
中村投手は福岡県出身で高校は福岡大大濠高校へ進学します。
偏差値62~71
県内でもトップレベルの進学校になっています。
1年生のころの3年生には、三浦銀二選手や古賀悠斗選手が在籍しており、福岡大大濠が強豪として君臨していた時代ですね。
中村選手は、高校時代、努力を積み重ねるものの、登板機会にはなかなか恵まれませんでした。
3年間で公式戦に登板したのは、1年春の九州大会のみでした。
中村選手の1学年下には、現オリックスの山下舜平大投手がおりましたので、競争がすごかったことは間違いありませんね。
ですので、中村選手の高校時代は脚光を浴びることはなく、大学進学します。
中村太耀の大学時代
- 偏差値35~42
- 学部
- 経営情報学部
- 国際人文学部
- 福祉総合学部
- 薬学部
- メディア学部
- 観光学部
- 看護学部
中村選手は千葉リーグに所属する城西国際大学へ進学します。
中村選手がリーグ戦に登場してきたのは2年の秋季リーグ戦でした。
しかし、登板機会はあるものの、3年秋まで勝利を挙げることができませんでした。
4年春のリーグ戦で初勝利をあげることができ、スピードも急上昇したことから、スカウトの目に少しずつ留まるようになっていきました。
特徴は次に紹介していきます。
城西国際大学・中村太耀の特徴
中村選手の特徴としてまず挙げられるのが、球速の速さが挙げられると思います。
3年の冬には、トレーニングセンターにて、156キロを計測。
左投げで、ここまでの球速を投げられる投手はなかなかいないので、プロに入りトレーニングを積めば第一線で活躍できるのではないでしょうか?
ネックになる部分としては制球力にあります。
これまで、大学在学時に思った結果が残せていないのは制球を乱し、失点を重ねてしまったことにあります。
球種はカーブ、スライダー、ツーシームなどを投げるようで、これらの変化球も制球力がついてくれば生きてくると思います。
私もオープン戦を観戦しに行った際、中村選手が登板していました。
社会人チームの茨城トヨペット相手に初回制球が定まらず、5失点してしまいました。
その後は要所を締め、無失点で切りに抜けましたが、やはり制球が気になるところでした。
その日もプロのスカウトが6球団視察に訪れていましたので、評価はしてくれている様子でした。
【2023ドラフト】城西国際大学・中村太耀の特徴をチェックまとめ
今回は城西国際大学の中村太耀選手を紹介してきました。
左で150キロを超えるスピードを投げられるポテンシャルは評価できる部分であると思います。
制球力が懸念ではあると思いますが、社会人を挟んでプロを目指すよりも、育成でもプロの世界に飛び込んでいってほしいと思いますね。
ドラフト上位指名の可能性は低いかと思いますが、指名の可能性は十分にあり得る投手ですので是非チェックしてみてください。
では!!!
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