【甲子園通算40勝】阪口慶三の東邦・大垣日大での経歴!若い頃は鬼だった!

スポーツ

2023年の夏の甲子園で通算40勝を挙げた名称・阪口慶三監督。

2023年に退任を発表されましたが、今回、長年高校野球界をけん引してきた阪口慶三監督の経歴を振り返って調査していきたいと思います。

今回の記事では

  • 阪口監督の経歴がわかる
  • 阪口監督の教え子たち
  • 今後の後任

こんな事が理解できると思います。

さっそく見ていきましょう。

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【鬼の阪口】阪口慶三の東邦での経歴!

自信も東邦高校卒業だったことから、愛知大学を卒業後、東邦高校の社会科教諭、野球部の監督に就任しました。

愛知県は「私学4強」という伝統があり、中京大中京、東邦、愛工大名電、亨栄の4強を守るために、スパルタ指導を行っていました。

当時は、「自分を慕って入学した子どもたちを夢の甲子園に連れて行くのが仕事。一に練習、二に練習、三に練習」と自身に言い聞かせ、長時間の走り込みなどを部員に課してきた。

それが「鬼の阪口」と恐れられる名監督として名を広めていました。

1977年夏の甲子園

1977年の夏の甲子園で最強1年生、‘バンビ‘坂本佳一を擁して大会に臨みます。

強豪校を次々と撃破していきました。

決勝戦は、兵庫代表の東洋大姫路高校と対戦。結果的には4対1で敗れてしまいましたが、準優勝を果たしました。

その後、低迷した時期もあり、80年春、85年春夏、86年春と甲子園出場を果たしますが、いずれも初戦敗退に終わってしまいます。

1988年の転機

阪口監督の指導スタイルの変化の転機が訪れた88年春の選抜大会。

久々に初戦突破を果たした当方は勢いに乗ります。

順調に決勝まで上り詰め、決勝戦の相手は、初出場の上甲監督率いる宇和島東高校でした。

監督はじめ選手たちがのびのび笑顔でプレーする宇和島東ナイン。

結果、初優勝は宇和島東に奪われ、試合後のビデオテープを振り返ってみて、「鬼の形相をしていたら選手が委縮してしまう」と感じ、そこから「鬼の阪口」を捨てることになります。

1989年念願の甲子園初優勝

「鬼の阪口」を捨て、手のひらに「笑」と書き臨んだ翌89年の選抜大会。

のびのびプレーさせることを意識した東邦は、勢いに乗り2年連続の決勝にコマを進めます。

決勝の相手は、元木大輔、種田仁擁する上宮高校でした。

試合は延長10回、東邦が逆転サヨナラ勝ちで初優勝を果たしました。

試合後のインタビューで阪口監督は「去年は私のベンチでのマナーが悪くて優勝を逃してしまった」と振り返っています。

2004年退任

優勝後も、甲子園出場を果たしますが、「学校から甲子園を決めても労いの言葉をかけてもらえなくなった」と、学校への不信感がはしてきたそうです。

定年を迎える年に、定年退職とともに監督も退任することになりました。

  • 東邦高校時代の成績
  • 出場24回
  • 25勝23敗
  • 優勝1回
  • 準優勝2回
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阪口慶三の大垣日大での経歴!

東邦高校を退任後すぐに、岐阜県の大垣日大高校へ赴任することになります。

当時大垣日大高校は強豪校とはほど遠いレベルでしたが、東邦高校時代の「脱・鬼の阪口」を継続してチーム作りを続けました。

初の甲子園出場

2007年の秋の大会。

チームは県で準優勝を果たし、勢いそのままに東海大会でベスト4まで進みました。

大垣日大では、笑絵のサインを作るなど、「阪口劇場」「仏の阪口」と言われるまでになりました。

その年のセンバツで学校初の甲子園出場を果たします。

関西高校、帝京高校を見事撃破します。

決勝では常葉菊川高校に6対5で敗れ惜しくも準優勝に終わります。

しかし、初出場で準優勝を果たし、一気に強豪校へのし上がりました。

夏の大会初出場

選抜準優勝を果たした年、勢いのままに夏の大会も制し、夏の甲子園初出場を果たします。

金足農業、創価高校、新潟明訓と戦い、順調に勝ち上がり、準々決勝は選抜の決勝で戦った常葉菊川高校でした。

善戦に持ち込むも、最終的に6対1で選抜に続き敗れてしまいました。

夏の甲子園初出場はベスト8で終わりました。

その後も大垣日大は全国の舞台で躍動します。

2009年には明治神宮大会初出場で初優勝。

全国常連として名を広めました。

阪口監督のベストゲーム

阪口監督のベストゲームは2014年夏の甲子園初戦。

相手は茨城県代表の藤代高校でした。

初回になんと8失点。

誰もが藤代のワンサイドゲームかと思われました。

しかし、初回に4点を返し、後半には着実に点を重ね、8回裏になんと逆転します。

結果的に12対10で大逆転勝利を果たしました。

試合後阪口監督は、「もう涙がふき出るぐらい感激しています。(自身)30回目の甲子園で、野球人として最高の思い出ができて幸せ」と大逆転を振り返った。

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2023年甲子園通算40勝達成

2023年の夏の甲子園。

初戦の相手は、前年準優勝の滋賀代表、近江高校でした。

お孫さんとともに乗り込んだ甲子園。

試合を優位に進め、7対2で見事勝利を果たし、甲子園通算40勝を達成しました。

  • 大垣日大での成績
  • 出場11回
  • 15勝11敗
  • 準優勝1回

阪口慶三の東邦・大垣日大での教え子

阪口監督の教え子たちをご紹介します。

  • 東邦高校時代
  • 山田勝彦
  • 山田喜久夫
  • 朝倉健太
  • 岩田慎司
  • 大垣日大時代
  • 阿知羅拓馬
  • 沼田拓巳
  • 滝野要
  • 橋本佑樹

多くのプロ野球選手も輩出して、まさに名将と言った感じですね!!!

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【甲子園通算40勝】阪口慶三の東邦・大垣日大での経歴!若い頃は鬼だった!まとめ

2023年勇退される阪口監督について今回まとめさせていただきました。

  • 東邦高校時代初期は「鬼の阪口」
  • そこから「脱・鬼の阪口へ」
  • そのまま選抜優勝
  • 大垣日大では「仏の阪口」
  • 甲子園準優勝
  • 甲子園通算40勝

長年、甲子園の舞台で選手を育ててきた阪口監督。

名将がまた1人いなくなってしまうのは悲しいですが、是非阪口イズムを継承していってほしいですね!!!

では!!!

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